【プレスリリース】ロックダウンの代替策としての革新:群馬大学?藤井教授が提唱する「自由外出マスク」の妥当性が学術的に証明されました。
群馬大学大学院理工学府知能機械創製部門 藤井雄作教授が提唱するコンセプト
「ロックダウン代替手段としての自由外出マスク(低コスト?高性能な電動ファン付き呼吸用保護具)」に関する論文が、このたび、権威ある学術誌『Scientific Reports』に掲載されました。
2020年7月7日(火)のプレス発表以来、この革新的なコンセプトは、試作機の開発や新聞?TVでの紹介を通じて社会的な関心を集めてきました。しかし、これまで学術的な認知には至らず、実現可能性の評価が課題とされてきました。このたびの論文掲載により、自由外出マスクの科学的妥当性が公けに認められ、次のパンデミック対策としての広範な認知と実用化への期待が高まります。
本論文では、実行再生産数(Rt)を低下させるために必要な着用率や性能特性を明らかにするとともに、PAPR(Powered Air-Purifying Respirator)がもたらす社会的?経済的メリットを強調しています。
藤井教授は、「COVID-19 パンデミックから世界を救いたい」 という思いから、専門外であるこのコンセプトを発案しました。それ以来、自身の専門分野である超精密計測やe自警ネットワークに関する研究を一時中断し、この研究に全力で取り組んできました。藤井教授は、「本研究が、ロックダウンの代替策を提案することで、次のパンデミックに備える社会的基盤の整備に貢献できることを願っています。」 とコメントしています。
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