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【プレスリリース】糖尿病に関わるグルカゴンの新たな制御メカニズムを発見  ~膵α細胞を活用した治療法への手がかり~

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生体調節研究所 代謝疾患医科学分野の白川純教授らの研究グループは、糖尿病の発症や進行に深く関わるホルモン「グルカゴン」を作り出す膵α(アルファ)細胞において、グルカゴンの分泌を抑える新しい仕組みや、膵α細胞が未熟な状態に変化する「脱分化」という現象を引き起こし、最終的にはインスリンを作り出す膵β(ベータ)細胞へと性質が変わる分化転換(細胞運命の変換)する新しい仕組みを発見しました。
本研究では、1細胞RNAシーケンシング(single-cell RNA-sequencing)という手法を用いて、糖尿病治療薬であるイメグリミンが、膵α細胞において小胞体ストレス関連の分子を誘導し、その結果、グルカゴンの分泌を抑制するとともに膵β細胞への分化転換を促進するメカニズムを詳細に明らかにしました。この成果は、グルカゴンや膵α細胞を標的とした新たな糖尿病治療法の開発につながることが期待されます。本研究の成果はCell Reports Medicine誌(Cell Press:米国)において公開されました。

?雑誌名:Cell Reports Medicine誌(Cell Press:米国)
?公開日:2025年7月25日
?タイトル:Imeglimin suppresses glucagon secretion and induces a loss of α-cell identity.

研究内容の詳細はこちら

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