在学時から群馬テレビでアルバイトをしていました。原稿コピーや、番組がはじまると局内はバタバタと忙しくなるので、手が回らないところのお手伝いもさせてもらいました。ニュースを打ち込む仕事もさせてもらえたので、「原稿は、こんなふうに書くのか」と学べたことが、今の仕事にも活かされています。
大学の研究室では、社会心理学を専攻していました。集団心理や法律、経済学を幅広く学べたことは、物事を理解するのに必要な広い視野を得られました。
在学中は、バンドサークルに入っていましたよ。ボーカルです(笑)荒牧祭や夏と冬の定期ライブに向けて、練習をしていた頃が懐かしいです。
今、私は、群馬テレビのなかで、制作部に所属しています。自社制作と言って、自局でオリジナルの番組を制作します。以前は、ニュース番組を扱う報道部にいました。どちらも、カメラマン、技術関係など、いろいろな人たちと番組を作っていきます。テレビ局は、番組を制作して、放送する過程でいろいろな人たちとの関係が含まれてきますので、チームワークで仕事をすることがとても大事です。
また、私の仕事は、県民の方々の声をひろっていくことから始まり、それを番組として制作し、放送して、また県民の方々へ戻す、というものですが、番組を見た感想を頂いたときは、純粋にうれしかったです。県民の方々の声を映像と音の番組で残していく大切さをあらためて感じました。
いろいろなことにチャレンジすると良いと思います。
今まで経験したことがないものにでも臆することなく、チャレンジしてみると良いですよね。そうするなかで、「自分にとって大事なことや大切にしたいと思うこと」が見えてきて、それを基準に、新しい道を作っていけばよいのだと思います。