大学入学前は、実は、医療の分野よりどちらかというと理工学系の学問に興味がありました。在学中は、専門の医学の勉強に励む傍ら、理工学の分野に精通している先生のもとで、その分野の勉強も個人的に行っていました。また大学の研究では、理工学系への興味がふつふつとあったので、臨床検査法の開発の研究をしながらも物理化学的な視点を持ちながら研究を進めました。
在学時の思い出として、初めて採血を行った実習室でしょうか。採血に失敗したイメージも一緒に思い出として残っています(笑)
当初は、やはり理工学の分野に興味が偏っていましたが、医療に携わる様々な人々と関わることで、医学への興味関心が強くなって来ました。現在は、人間の健康について関心があることから、タニタが創立した基金で、肥満予防に関する研究を行っています。
また医療は全ての人々が平等に受けられなければいけないという考えから、海外諸国の医療格差に課題意識を持ち、アジアの発展途上国でのチーム医療の支援にも参画していました。
大学では、コミュニケーション力?英会話力を磨いておくと将来に役立つと思います。
またどんなに無駄だと思うような事でもきちんと努力すれば、周りの人は意外と見てくれているので、いつか助けとなってくれたり、評価をしてくれたり、将来につながるはずです。全力で取り組んで欲しいと思います。