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大学院理工学府 物質?生命理工学教育プログラム 修士課程2年の栗原彩実さんが、化学とマイクロ?ナノシステム学会 第50回研究会にて優秀発表賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞?成果等 [tag]

2024年11月25日から28日に仙台国際センターで開催された化学とマイクロ?ナノシステム学会の第50回研究会において、物質?生命理工学教育プログラム(分析化学研究室)修士課程2年の栗原彩実さんが優秀ポスター発表賞を受賞しました。

受賞演題は『灌流共培養により類洞周辺環境を模倣した脂肪性肝疾患モデルの開発』です。本研究は、新薬開発において動物実験に替わる非臨床試験に役立てるため、マイクロ流体デバイス内部に肝臓のモデルを構築することをめざしたものです。マイクロデバイス中で2種類の細胞を灌流培養することで、肝臓の毛細血管である類洞を含んだ肝臓のモデルを構築し、ここに脂肪酸を添加することで、脂肪性肝疾患のモデルを構築するための条件検討を行った研究成果を発表しました。本研究は指導教員である佐藤記一教授と共同で行われたもので、将来的に脂肪性肝疾患の過程を解析したり、治療薬を開発したりするための実験ツールとして応用されることが期待されます。

関連リンク

佐藤記一教授の研究紹介はこちら
分析化学研究室はこちら

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