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群馬大学と株式会社SUBARUを中心とする研究グループの「ヒト内耳を模倣した振動センサ」が高評価を受け、電気学会のシンポジウムで奨励賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞?成果等 [tag]

2024年11月25日から28日に仙台国際センターで開催された、電気学会 第41回「センサ?マイクロマシンと応用システム」シンポジウムにおいて、大学院理工学府 知能機械創製部門(マイクロナノ工学研究室)博士前期課程2年の伊藤陸さんが奨励賞を受賞しました。本賞は、シンポジウムにおいて優秀な論文発表を行った35歳以下の若手研究者に贈られるものです。

受賞対象となった発表は、「気導音と骨導音を同時計測する二層流路型ヒト内耳模倣MEMSセンサの開発(伊藤陸、渡邊翔太、佐々木恒、稲葉洋芳、小山哲司、香西俊彦、李信英、小池卓二、田中有弥、岩瀬勉、鈴木孝明)」です。この研究では、自動車内での振動や音響刺激に基づく臨場感を定量化するための新しいMEMS (Micro Electro Mechanical Systems)センサを提案し、車両設計や遠隔運転技術への応用可能性を示しました。特に、ヒト内耳の構造を模倣した二層流路構造を採用し、気導音と骨導音を同時に計測可能なセンサを設計、その性能を実験とシミュレーションで検証しました。

この研究は、群馬大学のマイクロナノ工学研究室と次世代自動車技術研究講座、株式会社SUBARU、山梨大学、電気通信大学との産学連携による共同研究の成果の一部です。また、群馬大学重点支援プロジェクトG3「未来社会を切り拓く大面積ハイスループット3D微細加工技術とその応用」や、日本学術振興会科学研究費?基盤研究(B)「JP23H01363」等の支援を受けて実施されました。研究グループでは、今後のIoT技術や次世代自動車技術における人間の感覚?反応を数値化する技術の実現を目指し、さらなる研究を進めています。

受賞者を囲む研究グループ(スバル イノベーション?ハブにて撮影)

関連リンク

マイクロナノ工学研究室(鈴木孝明 教授)の研究室HPはこちら
次世代自動車技術研究講座(岩瀬 勉 特任教授)の講座HPはこちら

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