酵素-DNA複合体ネットワークによる3種マイクロRNAの同時検出 ~乳がん早期診断の実現に向けて~
大学院理工学府分子科学部門 神谷厚輝助教、群馬大学大学院理工学府物質?生命理工学教育プログラム博士前期課程2年 豆生田葵衣、東京工業大学(東京都目黒区)情報理工学院情報工学系 瀧ノ上正浩教授らは、配列特異性の高いDNA分子を結合した酵素の可逆的な近接と分離の制御システムを構築し、乳がんの罹患で体内発現量が増加する3種のマイクロRNA配列の共在を検出することに成功しました。本システムはがん早期診断への応用が期待されます。この成果は、米国化学会誌のAnalytical Chemistryに掲載され、Supplementary Coverに選出されました。
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