【卒業生の活躍】大学院工学研究科卒業生の撹上健二氏が、「第36回 独創性を拓く 先端技術大賞」において経済産業大臣賞を受賞しました
材料科学プログラム?物性科学研究室(花屋実教授)の卒業生で、株式会社ADEKAの撹上健二氏(2011年大学院工学研究科博士後期課程工学専攻修了)が、「第36回 独創性を拓く 先端技術大賞」において社会人部門の最優秀賞である「経済産業大臣賞」を受賞しました。
受賞論文の題目は、「エネルギー革命を志向したメタルフリー硫黄系正極材料の開発と世界最軽量二次電池の実証」です。
本賞は、先端技術分野で活躍する若手研究者の独創性、創造性をはぐくみ、勉学?研究への意欲を高めることを目的とし、1986年に創設されたものです。
https://www.sankei-award.jp/sentan/ (先端技術大賞ホームページ)
撹上氏は現在、株式会社ADEKAにて二次電池用材料開発のテーマリーダーとして、次世代の超軽量二次電池の社会実装と効率的なエネルギー活用の研究に取り組んでいます。この度、撹上氏の新規二次電池材料の開発および新規材料を用いた「世界最軽量」二次電池の実証が高く評価され、本賞の受賞に至りました。
撹上氏はこの他にも、日本化学会 第99春季年会:優秀講演賞(産業)、高分子学会 第30回ポリマー材料フォーラム:広報委員会パブリシティ賞、新化学技術推進協会 第22回GSC賞:奨励賞をはじめ多数の賞を受賞されていて、二次電池用材料開発の最前線にて活躍されています。