大学院理工学府 博士前期課程2年高田裕也さんがDEIM学生プレゼンテーション賞を受賞しました
大学院理工学府 電子情報部門加藤研究室所属 博士前期課程2年高田裕也さんが、第16回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラムDEIM2024において登壇し、「微生物学的水質予測のための符号制約付き学習アルゴリズム」という題目の発表を行い、DEIM学生プレゼンテーション賞を受賞しました。
DEIM2024は、データ工学と情報マネジメントに関する研究テーマの討論?意見交換を目的とした大規模なワークショップで、毎年開催されています。今年は376件の学生の発表がありました。その中で、学生プレゼンテーション賞に選ばれた発表は90件でした。
病原微生物の暴露に由来する水質汚染の公衆衛生上のリスクを管理することは、世界的な課題となっています。病原微生物による暴露のリスクを正しく評価するためには、物理化学的水質データから病原微生物を高精度に予測する機械学習アルゴリズムを確立する必要があります。高田裕也さんは、水質工学で蓄積されたドメイン固有の事前知識を符号制約で表し、その制約下で効率的に学習問題を解くアルゴリズムを開発しました。微生物学的水質予測の実データを用いた数値実験を通して、符号制約を用いた学習の有効性を実証しました。
このワークショップで行った高田裕也さんの発表は高く評価され、学生プレゼンテーション賞に選ばれました。
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