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大学院理工学府 物質?生命理工学教育プログラム博士前期課程2年の豆生田葵衣さんと物質?生命理工学領域博士後期課程1年の鈴木允人さんが、第7回分子ロボティクス年次大会にて若手研究奨励賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞?成果等 [tag]

2024年3月13日-14日東京大学駒場1キャンパスで開催された第7回分子ロボティクス年次大会において、分子科学部門?生命分子機能化学研究室(神谷厚輝研究室)所属の博士前期課程2年の豆生田葵衣さんと博士後期課程1年の鈴木允人さんが若手研究奨励賞を受賞しました。

豆生田さんの受賞題目は『DNAの可逆的会合に基づく酵素ネットワーク化システムが可能にする触媒反応制御と生体分子検出』です。本研究は、DNAを介して複数の酵素を近接させたネットワークを構築し、生体分子の入力に応答した酵素カスケード反応の制御を可能にしました。マイクロRNAの検出によるがん早期診断への応用やON/OFFスイッチング可能なバイオリアクタの作製が期待されます。


鈴木さんの受賞題目は『外部刺激に応答した小胞の分裂と内膜上への酵素集積システムの構築』です。本研究は、外膜をリン脂質、内膜を両親媒性タンパク質で構成した非対称膜小胞を作製し、外部刺激に応答した小胞の分裂と内膜上でのタンパク質集積を観察しました。今後、小胞内膜上での効率的な酵素反応と、継続的な成長?分裂を可能にする複雑な人工細胞モデルとしての応用が期待されます。

◆詳細はこちらをご覧ください。
 ?第7回分子ロボティクス年次大会のHPへ
 ?生命分子機能化学研究室(神谷研究室)のHPへ

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