温度感受性受容体チャネルTRPV4が乾癬の病態に重要な役割を果たすことを解明
本学大学院医学系研究科皮膚科学講座(茂木精一郎教授)の内山明彦講師らの研究グループは、長崎県立大学栄養健康学科細胞生化学研究室(柴崎貢志教授)との共同研究により、難治性の皮膚疾患の1つである乾癬の病態のメカニズムにおける温度感受性受容体チャネルTRPV4の役割を明らかにしましたので、お知らせします。
本研究成果は、2023年5月30日に国際科学雑誌『Journal of Investigative Dermatology(米国研究皮膚科学会誌)』にオンライン掲載されました。
本研究により、TRPV4を治療ターゲットとした新たな乾癬の治療アプローチの可能性が見出され、また、TRPV4阻害薬の外用剤などの新たな薬剤の開発につながることが期待されます。
本研究は、日本学術振興会(JSPS)科学研究費補助金 基盤C(21K08340)および一般財団法人リディアオリリー記念ピアス皮膚科学振興財団による支援を受けて行われました。
プレスリリース
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