理工学部電子情報部門の栗田准教授が第9回永守賞大賞を受賞しました。
モータは、世界で発電される電力量の約55%を消費しているといわれるほど、たくさんのモータが様々な場所で使われており、私たちの生活になくてはならない存在です。それゆえ、モータの研究開発は私たちの豊かな生活と地球環境の永続的保全の双方にとって非常に大きなテーマです。
このような状況を鑑み、モータに関する技術の研究開発をより活発化するために、Nidec(旧:?日本電産)の永守重信会長兼最高経営責任者が理事長を務める「公益財団法人永守財団」は、優れたモーター技術を表彰する「永守賞」を設立しました。
永守財団は、2023年9月3日にホテルオークラ京都にて「第9回永守賞授賞式」を開催し、受賞者を表彰しました。永守賞の受賞者は栗田 伸幸 准教授(群馬大学/ベイラー医科大学)を含め6名でした。
式典には、多くの学識経験者や永守財団関係者など約200名(Web参加を含む)が出席しました。そして、永守賞受賞者6名によるプレゼンテーションとポスターセッションが行われ、審査委員会による審査の結果、「第9回永守賞大賞」には栗田伸幸准教授が選出されました。 特に、「磁気浮上モータの人工心臓への応用に貢献する研究」が評価されました。日本人の受賞は4年ぶりの快挙です。