群馬県の宇留賀副知事と懇談を行いました
2022年2月14日、「教育と産業」の接続強化に向けた大学院教育改革をテーマとして、群馬県副知事の宇留賀敬一氏、群馬県戦略企画課及び本学関係教職員による懇談会を開催しました。
この懇談会は、未来を見据えた人材育成を行う上で、社会や産業界との接続が十分でないという課題意識から、大学と産業を接続させる教育?人材育成のあり方や人材養成のための環境整備を議論するため、広く本学のステークホルダーの方々と意見を交わし、大学院教育改革をより実質的なものとするための場として、大学院改革検討部会構想ワーキンググループの主催で開催したものです。
懇談会では、冒頭、石崎泰樹学長の挨拶の後、ワーキンググループメンバーから本学大学院教育改革の必要性と方向性について説明がありました。引き続いて、群馬県と群馬大学で協働できる取り組みや、群馬大学に期待されていることなど、活発な意見交換が行われました。
宇留賀氏からは、社会における組織?業務の変革、群馬ならではの魅力と地域性を活かした連携など、社会全体で大学院のあり方を考えていくための俯瞰的な視点からのご示唆と、本学への期待をいただきました。
最後に、花屋実Hanaya Minoru理事から、将来を担う人材育成のため、群馬大学は地域の国立大学としての役割を自覚するとともに、世界に挑戦できる大学としての矜持を持って今後も努力していくとの挨拶があり、大変有意義な懇談会となりました。
今回の懇談でいただいたご意見やコメントを活かせるよう、さらに検討を進めるとともに、今後も、様々なステークホルダーの皆様からのご意見を法人運営に活かしていきます。