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大学院理工学府環境創生理工学教育プログラム博士前期課程2年の小野塚和希さんと田澤直樹さんが、化学工学会新潟大会2022において学生奨励賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞?成果等, 新着情報 [tag]

2022年11月9日、10日に朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターで開催された化学工学会新潟大会2022において、大学院理工学府環境創生理工学教育プログラム博士前期課程2年の小野塚和希さんと田澤直樹さんが学生奨励賞を受賞しました。

本賞は、講演要旨を対象とした1次審査と、口頭発表を対象とした2次審査を行い、両者の総合評価により、優れた研究発表に対して与えられるものです。発表題目、内容は下記の通りであり、これらは大学院理工学府環境創生部門 神成尚克助教、佐藤和好准教授と共に行った研究成果です。

小野塚さんの発表題目は、「異なるCa/P比を有するハイドロキシアパタイトを担体としたNi担持触媒のモデルバイオマスタール低温分解活性」です。本研究では、高いCa/P比を有するハイドロキシアパタイト担体を用いたNi担持触媒が、バイオマスタール分解反応に対して高活性を示すことを明らかにし、その触媒活性発現因子ならびに反応メカニズムに関して議論しました。

田澤さんの発表題目は、「パラジウム担持ナノダイヤモンド触媒の5-ヒドロキシメチルフルフラール水素化触媒特性」です。本研究では、木質バイオマスから誘導され、石油代替の基幹物質として期待される5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)の触媒転換に着目し、ナノダイヤモンド担体の熱処理温度の違いが、Pd担持触媒のHMF水素化触媒活性ならびに選択性に大きな影響を及ぼすことを明らかにしました。

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