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大学院理工学府知能機械創成理工学教育プログラム博士前期課程1年の松浪由香里さんらが、Mate2023にて優秀論文賞の表彰を受けました

[CATEGORY] 受賞?成果等, 新着情報 [tag]

大学院理工学府知能機械創製理工学教育プログラム博士前期課程1年の松浪由香里さんが、2023年1月24~1月25日にパシフィコ横浜で開催された第29回「エレクトロニクスにおけるマイクロ接合?実装技術」シンポジウム(Mate2023)にて、小田島大輔さん(同プログラム博士前期課程1年)、井上雅博准教授(理工学府 知能機械創製部門)と連名で優秀論文賞を受賞しました。

この賞は、本シンポジウムに投稿されたすべての研究論文から1件選出される最高位の賞であり、今回の論文は非常に高い評価を受けたことになります。「銅系導電性ペーストの導電特性に及ぼすアミノエタノール系表面処理剤の分子構造の影響」と題する論文が今回の表彰対象になりました。銀系に替わる銅系導電性ペーストの幅広い実用化は電子実装業界で期待されています。本論文では、樹脂結合型銅系導電性ペーストにおいて、特定のフィラー表面処理剤の化学的作用が実装工程中の導電特性発現や、使用中の環境曝露中での導電性の安定化に寄与することを明らかにしました。本テーマは、有機金属錯体化学、電子材料工学、機械材料工学など複数の学術領域にまたがる研究課題であるため、学際的研究をさらに推進することで、電子実装応用への道が拓かれると期待されます。

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