知能機械創製部門の教員が「一日体験理工学教室機械の学校」で日本機械学会教育賞を受賞しました。
一日体験理工学教室機械の学校は,群馬大学の研究設備を用いて,教員や学生が高校生に,世界最先端を感じることができる体験を提供することをコンセプトとする科学体験イベントです.2012年から2022年まで10年以上休まず機械の学校を毎年開催してきました.コロナ感染症蔓延防止対応で対面開催が困難だった2020年と2021年にはオンラインで開催しました.コロナ禍2年間のオンライン開催のノウハウを利用して,2022年の機械の学校は,プログラミングのようにオンラインと相性の良いテーマはオンラインで行い,群馬大学の設備でしかできない科学実験は対面で行うといったように,ハイブリッドで開催しました.オンライン開催を取り入れることで機械の学校は日本全国どこからでも参加することができるようになりました.機械の学校は時代に合わせて進化し続けており,開催する教員や学生の指導能力も年々向上し続けています.
機械の学校を実施することにより,高校生に対して機械工学教育を含む科学教育を地道に行ってきたことや,学生の指導力向上にも貢献してきたことが,機械工学に関して権威ある組織である日本機械学会から評価され,当該イベントの運営に関わってきた知能機械創製部門の教員が2022年度日本機械学会教育賞を受賞しました.
一日体験理工学教室 機械の学校実施委員会:山田功教授,安藤嘉則元准教授(R4年3月退職),古畑朋彦教授,丸山真一教授,小山真司准教授,鈴木良祐准教授,座間淑夫准教授,荒木幹也教授,ゴンザレス ファン助教,西田進一助教,村上岩範准教授,舩津賢人准教授,鈴木孝明教授,相原智康准教授,川島久宜准教授,田北啓洋准教授,茂木和弘助教