群馬県国公立大学学長意見交換会を開催しました
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2023年9月12日に、群馬大学を幹事大学として、県内4公立大学(群馬県立女子大学、群馬県立県民健康科学大学、前橋工科大学、高崎経済大学)の学長との意見交換会を開催しました。
この意見交換会は、2011年に4公立大学の学長が合同入試説明会終了後に集まり懇談したことをきっかけとして開催されてきたものであり、2021年度から群馬大学が参加することにより国公立の枠組みとなり、共通する課題について解決方策を話し合うとともに、各大学の取組について情報交換する場となっています。
第13回目となる今回は、急速に進歩する生成系AIの教育?業務への活用方針を中心に、DX推進、教育の質の保証、大学院進学の促進などについて意見を交わしました。
生成系AIについては、回答内容にいまだ多くの誤りが見られるが、改良されつつあり、AIによる研究活動が科学技術を支えていく可能性があることや、負の側面を理解した上で適切かつ効果的な活用を進めることなど、各学長の認識を共有できました。
また、これまでの成果として、「5大学の事務担当者間において随時、共通課題の協議ができるよう、Microsoft Teamsによる事務プラットフォームを設けて連携した実績」と、「各大学が実施するFD?SD研修を5大学の教職員が参加できるよう開催した実績」について報告がありました。
国立大学と公立大学は、いずれも地方が求める専門人材の養成を担ってきた歴史があることから、各大学の特色を活かして魅力を高めつつ、一大学では解決し難い課題を相互に補完するなど取り組み、群馬県内の高等教育を牽引していくよう、継続して意見交換会を開催する予定です。