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「人を対象とする生命科学?医学系研究に関する倫理指針」に係る不適合事案の報告について

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　このたび、本学教職員が他機関と実施していた共同研究において、国の定める「人を対象とする生命科学?医学系研究に関する倫理指針」（以下「倫理指針」という。）における重大な不適合事案が２件発生したため、倫理指針に基づき当該事案を公表します。なお、倫理指針に定められている厚生労働大臣及び文部科学大臣への報告は以下別添のとおり報告しています。
　本学の臨床研究に関する信頼を損なう重大な事案が発生したことを受け、深くお詫び申し上げるとともに、本学教職員への指導と研究に関する各種倫理指針の遵守徹底を行い、再発防止に努めてまいります。

【事案の概要】

　本学教職員が、多機関共同研究の研究責任者の１人として研究に参加する際、代表研究機関である他機関の倫理審査委員会で審査を求め承認は得ておりましたが、倫理指針に示されている自研究機関の長（本学教職員が所属する学部長）の許可を受けずに、研究を実施していました。

【再発防止策】

　本事案は、研究者に対して研究の適正実施を図るための研究倫理教育及びフォローアップ体制が不十分であったことにより発生したと考えております。
　このため、本学としては、研究倫理教育についての強化を図るとともに、改めて臨床研究の適正実施のためのフォローアップ体制を強化し、再発防止のための取組を進めてまいります。

　経緯や再発防止策等の詳細につきましては、以下の報告書をもって御報告させていただきます。

厚生労働大臣及び文部科学大臣に提出した報告書①（PDF）
厚生労働大臣及び文部科学大臣に提出した報告書②（PDF）