マラリアによる脳症がおきる仕組みを解明
大学院医学系研究科生体防御学講座のNgo-Thanh Ha(ゴー タン ハー)医学系研究科大学院生と今井孝助教らの研究グループは、大阪大学、国立感染症研究所との共同研究により、血液脳脊髄液関門の透過性を定量する新しい方法を開発し、マラリア感染により脳の2つの関門が破綻することを明らかにしました。
今回の手法を応用することで、インフルエンザ脳症などの感染症による脳症のメカニズム解明に繋がることが期待されます。
本研究は、日本学術振興会科学研究費研究活動スタート支援、および先進医薬研究振興財団の助成を受け行われました。
本件のポイント
- 新しい?液脳脊髄液関?の透過性を定量する?法を開発しました。
- 脳マラリア発症マウスで?液脳脊髄液関?が破綻していることを発?しました。
- ?液脳脊髄液関?の破綻、脳症の発症にはキラーT細胞が関与していました。
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本件に関するお問合せ先
(研究について)
群??学 ?学院医学系研究科?体防御学講座 助教
今井 孝(いまい たかし)?
(取材対応窓口)
群馬大学 昭和地区事務部 総務課 広報係
TEL:027-220-7895
FAX:027-220-7720
E-MAIL:m-koho*ml.gunma-u.ac.jp
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