甲状腺ホルモンが小脳機能の発達に不可欠であることを発見 -先天性甲状腺機能低下症による脳発達障害のメカニズムの一端を解明-
大学院医学系研究科応用生理学講座の鯉淵典之教授の研究チームは、小脳をモデルとし、長年謎であった先天性甲状腺機能低下症による脳発達障害の原因を明らかにしましたので、お知らせします。
本研究成果は、2022年11月2日に国際雑誌『米国科学アカデミー紀要』にてオンライン掲載されました。
今回発見された現象は、知能指数など学習に関わる海馬などの他の脳領域でも起こり得るとされ、甲状腺ホルモン低下によって引き起こされる様々な神経発達障害に治療の可能性を広げると期待されます。
プレスリリース
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