共同教育学部

いいえ、なくなりません。
群馬大学教育学部と宇都宮大学教育学部は、2020年度から「共同教育学部」という新しい形の学部になりました。どちらかの大学から教育学部がなくなるのではなく、両方の大学で教育学部は存在し続けます。
両大学の学生は同じカリキュラムで学び、卒業時には両大学の学長名が入った学位記が授与されますが、学生の所属はこれまで通り群馬大学です。なお、2019年度までに入学した在学生は、引き続き「群馬大学教育学部」の学生として勉学を続けることになります。

教員養成の充実が目的です。

各教科の専攻、教育専攻、教育心理専攻では小学校?中学校の教員免許、特別支援教育専攻では特別支援学校に加えて小?中どちらかの教員免許を卒業までに取得します。
また、条件を充たせば幼稚園や高等学校の教員免許を取得することもできます。

共同教育学部の学生は、これまで通り群馬大学の教員による授業を受けるのに加え、遠隔授業システムを利用して、宇都宮大学の教員による授業を、群馬大学の教室で受講します。
遠隔授業でも、教員に質問することができ、宇都宮大学の学生との意見交換ができます。

遠隔システムを既に行っている他大学によると、そのような事態はほとんど生じないそうです。
万一のときは補講を行います。

遠隔授業として行われるのは、決められた授業に限ります。
宇都宮大学からの遠隔授業は全授業の10％ほどです。

あります。
日々の遠隔授業での交流の他、両大学の同じ学年の学生が全員参加する合同合宿を行う予定です。
また、宇都宮大学の教員に卒業論文指導を受けることができます。

変わりません。
群馬大学の学生の教育実習は、これまで通り、群馬大学共同教育学部附属学校園と群馬県内の学校で、1年次からの充実した体制を維持します。

同一のアドミッションポリシーに従って行う予定です。なお、「2024年度入学者選抜に関する要項(7月下旬公表予定)」はこちらでご確認ください。

受験生は、どちらかの大学を選んで、志望する系と専攻を決めて出願し、出願した大学で受験します。