日本学生支援機構奨学金
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日本学生支援機構の奨学金を受けている者は、次のことを遵守し、届出書類など必要な書類を各キャンパス担当部署に提出してください。
1.奨学金の振込み
奨学金は、原則として毎月11日に、本人指定の銀行口座に振り込まれます。ただし、医学部の学生は、成績の発行時期の関係で4?5月分が5月の振込日にまとめて振り込まれる場合があります。また、3月満期者(卒業まで奨学金を受ける者)は2?3月分が2月の振込日にまとめて振り込まれますので注意してください。
2.各種届出
退学、休学、復学、留学、辞退、転学部、転学科等の異動が生じた場合は、 速やかに大学の担当係に連絡をとり、所定の異動願(届)を提出してください。この届出が遅れると、一度振り込まれた奨学金の返還を求められたり、奨学金が振り込まれないような事態が発生しますので、必ず手続をしてください。
区分 | 異動種別 | 異動事由 | 提出書類 |
---|---|---|---|
交付の取りやめ | 退学 | 自己都合 授業料未納による除籍 |
退学の異動願 |
死亡 | 死亡 | 死亡の異動願 | |
辞退 | 自己都合?学校指導 修業年限短縮卒業?修了 |
辞退の異動願 | |
採用取消 | 自己都合、返還誓約書未提出 | 採用取消届 | |
休止?停止 | 休止?停止 | 休学、長期欠席 | 休止の異動願 停止の異動願 |
留学で奨学金の継続貸与ができないもの | |||
復活 | 復活 | 復学、留学等 | 復活の異動届 |
学籍の異動はなく、以下の変更をしたい場合は速やかに大学の担当係に連絡をとり、提出書類を揃えて提出してください。特に給付奨学金の通学形態変更が伴う住所変更の場合、手続きが遅くなると本来支給されるはずの金額がもらえなかったり、振り込まれた金額の返還を求められたりしますので、変更が決まった時点ですぐに連絡してください。
奨学金貸与?返還シミュレーション
区分 | 奨学金の種類 | 概要 | 提出書類 |
---|---|---|---|
住所変更 | 給付奨学金 | 自宅外通学への変更 | 通学形態変更届(自宅外)、自宅外通学の証明書類 |
自宅通学への変更 | 通学形態変更届(自宅外→自宅) | ||
通学形態の変更はない場合 | なし(毎年4月と10月に行う在籍報告で届出) | ||
貸与奨学金 | マイナンバー提出済 | なし(冬季に行う継続願を提出する機会があればその時届出、機会がなければ卒業後届出) | |
マイナンバー未提出 | 住所変更届(冬季に行う継続願を提出する機会があればその時届出) | ||
月額変更 | 第一種貸与奨学金 | 増額 | 月額変更願奨学金 ※貸与奨学金は必ず返還する義務があるため、よく考えて月額を変更してください。 貸与?返還シミュレーション |
減額 | |||
第二種貸与奨学金 | 増額 | ||
減額 | なし(スカラネット?パーソナルから手続き) | ||
口座変更 | 給付?貸与共通 | 奨学金振込口座の変更 | 奨学金振込口座変更届 |
3.適格認定(継続?学業)
継続願の提出
奨学生は毎年冬季に「奨学金継続願」の提出が義務付けられています。正当な理由なく確認の手続や提出を行わない場合は、奨学金を必要としなくなったものとみなされ、翌年度以降の奨学金は廃止となります。継続願の提出期間になりましたらメール等で連絡します。
給付奨学金継続願 → 提出が不要になりました。〈適格認定(学業)の基準と処置について〉
学業成績報告
奨学生は毎年学業成績の報告が義務付けられています。成績の判定?報告は大学が行います。成績が著しく不良であったり、単位が不足したりすると最悪の場合は奨学金が打ち切られ、廃止(奨学生の資格を失わせる)となりますので勉学に励んでください。処置の内容は以下のとおりです。詳しくは機構ホームページ適格認定をご確認ください。
処置区分 | 奨学金の交付 | 処置の内容 |
---|---|---|
廃止 | 取り止めます | 奨学生の身分を失います。 |
停止 | 中断します | 1年間奨学金の交付が止まります。 |
警告 | 継続します | 学業成績の向上に期待します。 2回連続で警告に該当した場合は奨学金の交付が停止されたり、奨学生の資格を失うことがあります。 |
継続 | 継続します | 引き続き勉学に励んでください。 |
「廃止」「停止」「警告」判定の方への処置通知は4月下旬に大学から発送予定です。「継続」判定の方への処置通知は送付しません。
4.奨学金の返還
貸与型の奨学金は、貸与終了後に返還することが義務付けられています。3月満期者(卒業まで奨学金を受ける者)は卒業する年度の9月下旬、奨学金を辞退した方は辞退した月の翌月下旬に「返還確認票」とその他書類を郵送いたします。書類をよく読んでいただき、奨学金返還用口座振替(リレー口座)への加入手続をしてください。なお、返還金は後輩の奨学金として貸与されることになっていますので、滞りなく返還してください。(なお、返還を延滞した者に対しては、法的措置が講じられます。)「返還確認票」が郵送されてきた方は以下の手続きを行ってください。
①返還確認票の内容確認
「返還確認票」には借りた奨学金の総額、保証情報、
②口座振替(リレー口座)の加入手続き
奨学金の返還は、口座からの振替(引き落とし)により行います。スカラネット?パーソナルまたは「口座振替(リレー口座)加入申込書」によりリレー口座登録の手続きをしてください。
(1)スカラネット?パーソナル(https://scholar-ps.sas.jasso.go.jp/mypage/)にて手続きを行う場合
奨学生本人名義の銀行口座に限り、スカラネット?パーソナルにて口座振替加入手続きを行うことができます。
リレー口座登録?変更申込 受付完了画面を印刷またはスクリーンショットにて保存しておいてください。
(2)「口座振替(リレー口座)加入申込書」により手続きを行う場合
大学の窓口で「口座振替(リレー口座)加入申込書」をもらい、銀行窓口に提出して手続きを行ってください。
預?貯金者控はご自身で保管しておいてください。
原則、(1)スカラネット?パーソナルから手続きを行っていただきますが、できない場合(?部金融機関及び本人名義以外の口座の利用)は(2)「口座振替(リレー口座)加入申込書」で手続きを行ってください。また、インターネット専業銀行の場合はスカラネット?パーソナルでのみ手続きを行うことができます。
返還についての詳細や、貸与終了後の各種手続きについては機構ホームページをご確認ください。
5.奨学金の返還免除
大学院で第一種奨学金の貸与を受けている学生のうち特に優れた業績を挙げた者は奨学金の返還免除を受けることができます。大学から返還免除候補者として機構に推薦しますが、推薦枠数は機構により決められているため全員を推薦できるわけではありません。
通常の推薦枠
返還免除の推薦要件は、大学院第一種奨学生であって今年度に貸与が終了(卒業、退学、奨学金の辞退など)する者のうち、当該奨学金の貸与期間中に特に優れた業績を挙げたと認められる者です。なお、推薦枠数は機構により決められているため、推薦要件を満たす者全員を推薦できるわけではありません。
教員枠
2024年度から返還免除制度に「教員になった者に対する奨学金の返還免除制度」が追加されました。教員枠の推薦要件は、通常の返還免除制度と同様、特に優れた業績を挙げたと認められ、次のいずれかを満たす学生です。
?教職大学院に在籍し、教員採用選考試験に合格、教職大学院修了の翌年度から正規教員として採用される予定の者
?教職大学院以外の大学院に在籍し、次の(ア)、(イ)の双方を満たす者のうち、教員採用選考試験に合格、大学院修了の翌年度から正規教員として採用される予定の者
(ア)大学院において、教職課程を履修し専修免許状を取得していること
(イ)大学院において、学校等での実習を必須とする科目を少なくとも1単位以上取得し、学校等での実習の実時間を概ね30時間以上確保していること。
実習の場は大学の連携協力校など、実習を行う学生への指導体制が取れる学校等であること。
教員枠は通常の推薦枠とは別枠で推薦が可能です。
【申請方法】
毎年12月頃、各研究科から通知します。通知に従い、申請書類を提出してください。
6.奨学金の返還免除内定
修士課程及び専門職学位課程進学予定者に係る返還免除内定制度
来年度に修士課程及び専門職学位課程への進学を希望し、以下の①~③のいずれも満たす者が対象です。
①大学学部等において修学支援新制度又は給付奨学金(旧制度)を利用していること又は住民税非課税世帯であることが各大学で確認できること。
②特定分野(「科学技術イノベーション創出に寄与する分野(情報?AI、量子、マテリアル等)」又は「大学の強みや地域の強み等を生かした分野」)への進学を希望していること。
③将来、上記②に記載の特定分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な能力を備えて活動することができると認められる者。
※内定者となった分野と異なる分野に進学した場合には、内定の効力を失います。
※上記①~③を満たし内定者となった場合でも、入学後6か月以内に第一種奨学生(授業料後払い制度を含む)として採用されなかったときは、内定の効力を失います。
【申請方法】
毎年9月下旬に申請の受付を開始します。学部最終学年の学生に向けメールや教務システム等でお知らせしますのでご確認ください。
申請方法についての詳細はこちらをご確認ください。
博士(後期)課程及び博士医?歯?薬?獣医学課程の返還免除内定制度
今年度に博士課程1年次に進学し、第一種奨学生として採用された学生が対象となります。
※ただし、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」(以下「大学フェローシップ」)、「次世代研究者挑戦的研究プログラム」(以下「SPRING」)又は「国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST)次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援)」(以下「BOOST」)の支援を受けた者は、「特に優れた業績による返還免除制度」の対象外になります。
【申請方法】
毎年9月下旬に対象となった学生に各研究科から連絡します。連絡の内容に従い申請書類を提出してください。
7.在学中の返還猶予
奨学金の貸与を受けていた者で、貸与終了後(奨学金辞退後)も進学?留年等により在学している場合、在学中の返還猶予が認められます。希望者は学内掲示板を確認し、スカラネット?パーソナルから「在学猶予願」を提出してください。入力には学校番号と区分が必要になるため、わからない場合は各キャンパス担当部署までお問い合わせください。
奨学金に関するお問い合わせ先
地区 | 学部?研究科 | 学年 | 担当部署 |
---|---|---|---|
荒牧 | (共同)教育学部(大学院?専攻科を含む) | 全学年 | 学務部学生支援課 学生生活係 (1号館1階学生センター5番窓口) TEL:027-220-7142 E-mail:kk-gkosei2@ml.gunma-u.ac.jp |
(社会)情報学部(大学院を含む) | 全学年 | ||
医学部 | 1年 | ||
理工学部 | 1年 | ||
昭和 | 医学部 | 2年以上 | 昭和地区事務部学務課 学事?学生支援係 TEL:027-220-7792 E-mail:kk-mgakumu7@ml.gunma-u.ac.jp |
医学系研究科?保健学研究科?パブリックヘルス学環 | 全学年 | ||
桐生 ? 太田 |
理工学部 | 2年以上 | 理工学部 学生支援係 TEL:0277-30-1042 E-mail:kk-kogaku4@ml.gunma-u.ac.jp |
理工学府?医理工レギュラトリーサイエンス学環 | 全学年 |